境界確認は楽じゃない・・

 手付も振り込み、契約のために現地で不動産屋さんと待ち合わせた。境界確認で、ご近所と争いがないことを購入の条件とし、境界確認に立ち会わせてもらうことをお願いしてあった。当日、ご近所の方々に境界確認書に署名捺印していただき、当方は契約書に署名捺印・・という段取りだったのだが・・
 結果的にこの日は契約にならなかった。お隣さんの一軒が不承知だったのだ。
 前々から、こちらの家の雨樋からの排水を受けるU字管が、お隣の地所にはみ出ており、お隣の土地を崩している・・何度も撤去して欲しいと申し入れていたのが、対処してもっっていない・・石垣もはみ出しているし、そちらの水道管もうちの庭を通っている・・。
 私と妻は意外と冷静だった。この時点での持ち主の不動産屋さんと、売却後も管理をしてきた前の持ち主さんとで解決してもらえばいいのだから。でも、これじゃあ、契約のためにまた出直さなければならないなあ・・とだけ考えていた。
 その後、不動産屋さんと前の持ち主さんとで、U字管を撤去、雨水がお隣に流れ込まないように、雨樋を付け替えて下さった。お隣さんから境界確認書にサインをいただいたということで、私たちも売買契約書にサインをしに出かけて行った。
 引き渡しの後、お隣さんに挨拶に行ったら、にこやかに歓迎していただけた。ここに住むのがどんどん楽しみになってきた。

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